納棺夫日記 文春文庫 増補改訂版

青木新門

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167323028
ISBN 10 : 4167323028
フォーマット
出版社
発行年月
1996年07月
日本
追加情報
:
16cm,227p

商品説明

アカデミー賞外国語映画賞を受賞した、「おくりびと」原作

〈納棺夫〉とは、永らく冠婚葬祭会社で死者を棺に納める仕事に従事した著者の造語である。「生」と「死」を静かに語る、読み継がれるべき刮目の書。(序文・吉村 昭 解説・高 史 明)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    「おくりびと」の”元ネタ”の一部となった1冊。改めて手に取って見た。 著者が、冠婚葬祭の会社に入社した日から書き綴った日記を編纂したもの。就職後、体を求めた妻に「汚らわしい」と、拒まれたシーンが生々しく描写されている。死を扱う人への社会的差別は今でも存在している、のだろう。

  • あつひめ さん

    おくりびとを読んでいたので、あー、その会話は青木さんの体験だったのか…。と、映画の場面を浮かべたりもした。哲学とか、宗教とか、難しいことはわからない私ですが、生まれた日から死に向かってカウントダウンしていると思いながら生きているので、自らの死に対しては心構えがあっても、大切な人との別れは未だに考えられないのが現実。核家族化や、葬儀社の普及で家族で死者を浄めることがほとんどなくなった今、死というものの生々しさも薄れてしまったかもしれない。いつの日か大切な人との別れを私はどう迎えるだろう。

  • はつばあば さん

    そろそろ私も人生の終焉に向かうお年頃。死というものに敏感になってきた。今はまだ母がいてくれるから実家にも帰れる。爺様がいてくれるから二人で何とか生活ができている。ご近所様を見渡せば如何に独居老人が多いか。死に対して悟りもせず、一人になることのみに恐怖を覚えながら日々を送っている。人が誕生して終焉を迎えるのは生を受けた者の定め。どうせ終焉を迎えるならISなどの自爆テロや戦争の片棒を担いでの巻き添えはゴメンだ。昔から「畳の上で死を迎えたい」と云う言葉があるが・・孤独死では・・否、死んでしまえば分からないかも。

  • 青葉麒麟 さん

    映画『おくりびと』の原作本だと思うんだけど、ほぼ宗教の話になってて戸惑った。納棺師の仕事の話が知りたかったのに親鸞だとかニュートリノの話を事細かくされてもねぇ。モックンは本当にこの内容で映像化したかったのかな?

  • 阿呆った(旧・ことうら) さん

    <蛆を掃き集めているうちに、1匹1匹の蛆が鮮明に見えてきた。そして、蛆たちが捕まるまいと必死に逃げているのに気づいた。蛆も生命なのだ。そう思うと蛆たちが光って見えた。>2008年の映画「おくりびと」の元になった本。読みたいと思っていたのに忘れていた。映画と内容は異なるんですね。

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人物・団体紹介

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青木新門

1937年富山県生まれ。早稲田大学中退後、富山市で飲食店を経営するが倒産。93年、葬儀社で納棺夫として働いた経験を描いた『納棺夫日記』(単行本・桂書房、文庫版・文春文庫)がベストセラーとなる。同書は映画「おくりびと」の原案となった。その他の著書に、童話など多数

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